【医療】漫画 ブラックジャック

 

手塚治虫先生の書かれた伝説的な漫画です。

今の30代より少し上の世代はブラックジャックになりたくて外科医になった人も多いかと思います。

 

わざわざ私が好評を書くまでもなく、不朽の名作です。

先日から少しずつ読み直しているのですが、シンプルに面白い。

なんていうか、読みいってしまうのです。

 

いろんな医療漫画があるのですが、

ぱっと浮かぶのはこのあたりでしょうか?

 

他にもたくさん、続刊のあるものがありますが、

完結している上記に挙げた漫画に関しては新品が手に入らないです。

というのは発刊が終了しているのでしょう。

つまり、新品は売れないと考えます。

 

そんな中、本家のブラックジャックは未だに新品が買えるんです。

色々医療漫画を買い集めていましたが、結構な衝撃でした。

 

まさに不朽の名作。

 

ちなみに

 

 

 なんてものが現在連載中。

 ブラックジャックが学生時代、研修医(昔のインターン)のころの話です。

ドクターキリコや如月先生も登場します。

本間丈太郎先生も登場します。

ブラックジャックがどんな手術を受けたのか?

なども書かれていてすごーく興味深いです。

 

はっきりいってブラックジャックを読んでいないとかは

私にとってはあり得ないのですが、ブラックジャックを読んだ人は

ヤングブラックジャックも読んだ方がよいでしょう。

 

ヤングブラックジャックの感想ですが、

絵が今風ですごく綺麗だし、コマ割りなども現代チックで迫力があります。

あっという間に1冊読めてしまいます。

 

でも個人的には本家ブラックジャックの方が断然面白いです。

本家ブラックジャックは読みごたえがあるし、1冊読むのに時間がかかるのですが、

食い入るように読み入ってしまいます。

 

手塚先生の時代から問題提起されていた問題もいまだに解決されていない問題は

たくさんあります。

 

AIが患者を選別して的確な診断を下す。

死刑が決まっている患者を助けるのか?

ADLが低下した高齢者の問題。

 

今読んでも、全く色褪せない漫画とはこのことだなと感心するばかりです。

 

読まれたことのない人はぜひ読まれたらいいと思います。

【研修医】選択

研修医2年目になる前に悩むことがある。

 

  • 何科になるか?
  • 2年目どこを回るか?

 

何科になるか?

これに関しては、本当に色々な人生観があるので難しい。

将来的に、この科は不要と言われるのではないか?

給料は保証されるか?

 

子育てはできるか?

妊娠はできるか?

 

壮大なテーマなので、アドバイスはできないが、あえて言うなら。

研修医の頃に考えること、数年後にレジデントになって考えること、

結婚してから考えること、子供ができてから考えること(大事マンMANブラザーズバンド)、それぞれで考え方が変わるということです。

 

だから悩むねん!と言われそうですが、変わります。

 

研修医の2年目になる前に悩むのは理由があって、

2年目に何科をローテートするかを選択する必要があるからです。

 

何科をローテートするか?

科を既に科を決めている人はその科を目一杯選択することをオススメします。

整形外科や泌尿器、眼科などのいわゆるマイナー科を選択する人は特に決めた科

だけを選択しましょう。

他の科の勉強なんてほとんど役に立たないし、キャリア形成に関しても時間の無駄です。

 

消化器内科、循環器内科を選択の人は消化器外科、心臓外科は少しぐらい回るのは意味があるかもしれません。

逆に消化器内科は一生やるから、目一杯消化器外科をローテート、なんて人もたまにいますが、それもオススメしません。早くカメラをマスターしましょう。

 

1、2ヶ月回って、外科医が消化器内科医に求める写真の撮り方を勉強する、

外科内科の関係性を作るぐらいのつもりで短期だけ回るのはありだと思います。

(正直、それも普通に内科を回っていれば勉強できますが)

3ヶ月以上もダラダラ回ってもあまり意味はありません。

 

麻酔科になるから各種外科を回る、というのはいいかもしれません。

以下は想像になりますが、、、

心臓外科は1,2ヶ月ぐらいは意味があるかもしれません。

心外麻酔の勉強、心電図の評価の勉強にもなるでしょう。

 

消化器はあまり意味がないかもしれません。

 

研修医で将来関係ない科を回る意味は正直ありません。

 

各種専門医

例えば外科専門医になるには心臓外科の開心術10例、肺手術10例、消化器外科50例

(詳細は適宜変わるので調べましょう)などの症例が必要になります。

この症例は研修医の頃の分もカウントされますので、外科専門医が必要な人は、

早くから症例を集めるために専門外の科をローテートするのはベストだと思います。

 

例えば消化器外科医になる人は心臓外科、呼吸器外科の症例を研修医中にクリアしておきましょう。

 

研修医中に旅行に行きたい

それはそれでいいのかなと思います。

いいタイミングだと思います。

精一杯人生を楽しみましょう。