【消化器外科】疾患 仕事内容②
胆嚢がん、胆管がん、膵臓がん
これらのがんは未だに難治性です。
抗がん剤も良くなっているので、治療成績は改善してきてはいますが、
まだまだ難治性のがんです。
胃がんや大腸がんと比較すると、かなり珍しい部類のがんになります。
手術の難易度も消化器外科領域では、高難度のことが多いです。
現時点では一次予防(がんにならないための予防)の方法も難しいです。
膵臓がんの危険因子としては
喫煙、多量の飲酒、糖尿病、家族歴(これはどうしようもないですが)などです。
要は不摂生をしないことです。難しいですよね。
二次予防(早期発見)の方法を模索中です。
早期発見は消化器内科の仕事になります。
ただし、これらのがんは繰り返しますが、珍しい部類のがんになります。
よって胆道がん、膵臓がんは全ての消化器外科医が精通している訳ではありません。
大学病院など、いわゆるハイボリュームセンターで手術を受ける方が無難かと思います。