ミルクボーイ
全部you tubeで見ました。
どれもほとんど同じスタイルでした。
たしかコーンフレークともなかは秀逸で面白かった。
you tubeではなく、M-1で見ていたら、もなかぐらい爆笑できたように思う。
ネタそのものだけでなく、舞台も重要だと感じた。
M-1は独特の緊張感のある舞台っていいな。
ほかのネタ、面白かったけど、M-1見る前に見たらちゃんと笑えただろうか?
おそらく、今ほど楽しめていないでしょう。
事前に笑う準備ができている、ということは非常に重要なことだと思う。
ネタそのものだけでなく、
- 舞台の雰囲気、緊張感、観客などのその他の因子も重要。
- ウケるには、ある程度受け入れられている(知名度)ほうが有利。
ということ再確認した。
↓お笑い好きにおススメの本
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【資産運用】実際にある詐欺① 医師編
職場のPHSに電話してくる
医師なら研修医だろうが、ベテラン医師だろうが、
仕事のPHSによく詐欺の電話がかかってきます。
事務の方が、怪しいと思ったときは事務で電話を繋がずに追っ払ってくれますが
一部はPHSに繋がります。
大体の文句は
『節税対策ができるので一度話を聞きませんか』
から入ってくることが多いと思います。
100%詐欺の電話なので医師も適当にあしらっています。
引っかかる人いるのかな?と不思議に思うのですが、中には騙される人もいるのでしょう。二度と電話をしない様に、コンコンと説教する先輩医師もいるし、コスパの悪いことをするもんだなと感心します😝
プライベートの携帯に電話してくる
医師ならおそらく、ほぼ全員がかかってきたことあると思います。
これも節税対策。
不動産関係の詐欺が多い気がします。
『〇〇先生の携帯で間違いないでしょうか?』から入ってきて
税金云々を話して、そのまま不動産の話の様です。
5分ぐらい話を聞いたことがありますが、どうやら
新築区分の押し売り
の様です。
不動産投資で最もやってはいけないと言われるやつですね。
電話番号をどこから入手しているか?
方法は分かりませんが、なんらかの方法で入手している様です。
もう医師みんな諦めています。
誰か、入手方法がわかったらなんとかして欲しいです。
私の実際の体験ですが、病棟に医師を装って電話をかけます。
看護師が気付かずに病棟の医師の電話番号を教えたことがあります。
詐欺師:〇〇(医師)やけど、△△(医師)にちょっと連絡取りたいねんけど、電話番号教えてくれるか?(非常に偉そうな感じ)
医師は偉そうなイメージなんですかね?
〇〇医師は丁寧な先生なので、変な感じはしたらしいのですが、
電話番号を教えてしまったそうです。
ちなみに医師の名前は病院のHPに載っているのでこの方法なら簡単です。
実際これで電話番号が流出し、数日後にちゃんと電話がかかってきました。
どうやって電話番号を入手したの?
『は?ご自身で調べて下さい』
などと言われ、ブチギレてガチャ切りされたことがあります。
イラッとしますね。
絶対に詐欺に乗らない様にしましょう。
その不動産、ご自身で買われては?
詐欺師A: もちろん、私も持ってます。
私: では、それだけ儲かるならもう一つ買ってはどうですか?
詐欺師A:いや、私はもう十分なので、先生にも同じ経験をしてもらいたくて。
そんな訳ないやん。
詐欺師B: 私は融資が下りないので、先生なら下りると思うので、
いい話なので先生にぜひと思いまして。
私: 借用書等準備して頂けたら、私が融資しますので、ご自身で買われては?
詐欺師B: いやそういうのではなくて。先生にぜひ。
そういうのではなくての意味はよく分かりません。
なんにせよ向こうからかけてくる電話には対応しない様にしましょう。
当たり前のことですが。
【資産運用】研修医 若手医師編
研修医や5年目ぐらいまでの若手医師で資産運用をしている人は少ないです。
ほとんどが現金を銀行に預けて放ったらかしの人が多いと思います。
人から勧められたから保険に入ってはいるけど。
ぐらいの人が多いのではないでしょうか。
- 株をやっている人はなんとなく怪しい。
- 本業に没頭したいから時間を取られたくない。
- 貯金は働いていたら勝手に増えている。
私自身がそうでした。
投資の勉強などに時間を割くぐらいなら1本でも論文を書きたかったし、
手術の勉強もしたかったと思っています。
そんな中で、少しずつですが、考え方が変わったので、
その考え方の変化から述べさせて頂きます。
8年目まではただただ、仕事に没頭して、特に贅沢にも興味がなく、節約しなくても、忙しいので勝手に貯金が溜まっていました。
貯金はとあるメガバンクに預けて放ったらかしでした。
ただただ貯まっていたので何らかの運用をしたかったのですが、
何から勉強して良いものかも分からない状態でした。
生命保険のライフプランナー(友人)に相談しても、自社の保険が一番いいから今からでも追加で積み立てろというだけでした(生命保険のライフプランナーは自分の利益が優先となるのは仕方ありません)。
現在私がやっているベストだと思う方法を紹介したいです。
対象としては、
- 給料多め(1000前後)
- 忙しい
- 運用のための時間を割きたくない
ステップ1 楽天銀行開設、楽天カード作成
注意点ですが、楽天証券も一緒に開設しましょう。
若手医師の多くは証券?って感じですが、一緒に開設しておいて損はないです。
誰でもできるはずですが、これが意外に面倒です。
わざわざ日中に銀行行ったり印鑑探す必要はないので、ハードルが低いはずですが、面倒なものは面倒です。
いつでも出来ると、かえってやらないですから。
身分証明は免許証をスマホで撮影するだけです。
メガバンクは一つ有れば十分なので、余剰の貯金は全て楽天銀行に移しましょう。
ネット銀行の方が金利が良いのです。
私は移す際は1日50万までなら引き出せるので、ATMで少しずつ移しました。
少しずつでいいので。
楽天銀行を開設する際は、楽天証券の証券口座も作成して下さい。
証券口座は株を購入する時に必要です。
証券口座を開設しておくだけで楽天銀行の普通預金の金利が0.1%になります。
ステップ2 楽天証券で実際に運用
運用に時間を取られたくない。論文1本でも書くよ。
という意見はごもっともです。
ですので、時間を取らない様に、最初の設定だけしてあとはほったらかしにできる様にして下さい。
投資信託を積み立てで買うという方法です。
毎月一定額で積立投資をすれば、価格が高い時は買える口数が少なく、価格が安い時は買える口数が多くなるため、高値づかみすることが少なくなます。こうした投資方法を「ドルコスト平均法」といいます。
受験数学の猛者である医師なら説明はいらないと思いますが。
日本株はここ5年ぐらいはアベノミクスが大当たりして、何を買っても右肩上がりに近い状態でした。
ですので、知らずに証券マンに騙されてぼったくり投資信託を購入した人でも利益が出ています。
しかし、もっとマクロの視点で見ると日本株はピークは1991年ごろ(いわゆるバブル)であり、右肩上がりという訳ではありません。
よってズバリいいますと
楽天・全米株式インデックス・ファンド
【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
を毎月一定額積み立てで購入する様にして下さい。
ちなみに楽天カードで決済すると月5万円まで1%分の楽天ポイントが貯まります。
積み立てた投資信託は基本的には上がったからといって売ったりするのではなく、基本的には長期保有が推奨されます。
現金が必要になったら適宜売却という方針でいいです。
購入した時より値段が下がるとテンションが下がりますが、長期保有していると必ずその様なタイミングは訪れます。
それでも我慢して持ち続けることができたら、押し並べて年率で5%程度の利益が得られると言われています。
この方法はなんとなく運用しているし、時間も取られることもありませんので忙しい方皆さんにオススメしたいと思っています。
とりあえず、ここまで出来たら上出来かと思います。
別件ですが、若手医師向けの本があるので載せておきます。
株で5億稼いだ医師が書いた本です。
誰にでも真似ができるわけではありませんが、まさに医師向けの節約、
お得サイトなどが解説されているので医師ならば一読をオススメします。
【消化器外科】疾患 仕事内容②
胆嚢がん、胆管がん、膵臓がん
これらのがんは未だに難治性です。
抗がん剤も良くなっているので、治療成績は改善してきてはいますが、
まだまだ難治性のがんです。
胃がんや大腸がんと比較すると、かなり珍しい部類のがんになります。
手術の難易度も消化器外科領域では、高難度のことが多いです。
現時点では一次予防(がんにならないための予防)の方法も難しいです。
膵臓がんの危険因子としては
喫煙、多量の飲酒、糖尿病、家族歴(これはどうしようもないですが)などです。
要は不摂生をしないことです。難しいですよね。
二次予防(早期発見)の方法を模索中です。
早期発見は消化器内科の仕事になります。
ただし、これらのがんは繰り返しますが、珍しい部類のがんになります。
よって胆道がん、膵臓がんは全ての消化器外科医が精通している訳ではありません。
大学病院など、いわゆるハイボリュームセンターで手術を受ける方が無難かと思います。
【消化器外科】疾患 仕事内容①
消化器外科医が扱う疾患
アッペ、ラパ胆、ヘルニア、ヘモ
市中病院で若手が扱うことが多いのがこの手の疾患です。
具体的にはアッペ(虫垂炎)は若い人の腹痛で最も多い病気です。
俗に言う盲腸のことです。英語でappendicitisなのでアッペです。
ラパ胆は胆石のある患者さんの急性胆嚢炎に対する手術です。
ここ数年、症例は非常に増えており、若手の外科医が執刀する機会が多い病気でしょう。
消化器外科が扱うヘルニアは整形外科が扱うヘルニアとは違います。
ヘルニアは飛び出すという意味だそうです。
消化器外科の言うヘルニアは脱腸のことです。
脱腸は手術する以外に治す方法はありません。
ヘモは痔のことです。英語でhemorrhoidと言います。
塗り薬で治ることが多いですが、手術を行うことも多い疾患です。
これらの疾患はおそらく今後もなくなることはないでしょうし、高齢化が進む日本においては増え続けるかもしれません。
癌
消化器外科が扱う癌は非常に多彩です。
それぞれのがんが今後どうなっていくかを、一次予防、二次予防の観点から解説したいと思います。
食道がん
喫煙者が減っているので、今後もなくなっていくかと思われるかもしれません。
しかし、食道がんの最大のriskは飲酒になります。
一次予防の観点から言うと、喫煙者は減りますが、飲酒習慣は今後も続くと思われます。
ワインが好きな人、ビールが好きな人など。
飲酒習慣は日本においてはある人とない人にはっきり別れます。
食道がんは95%以上は飲酒習慣のある人です。
よって、一次予防の観点からすると今後も食道がんの手術はなくならないと思います。
ただし、二次予防の観点では、食道がんは胃カメラで早期発見できます。
よって、飲酒習慣のある方は特に胃カメラを年に1回程度受けておくことを特におすすめします。飲酒をやめるよりはずっと楽ではないでしょうか?
胃がん
胃がんの手術は今後はかなりのスピードでなくなっていくでしょう。
胃がんの原因の90%程度はピロリ菌によるものです。
ピロリ菌が発見されたのは1983年です。
医学の歴史でいうと、ほんの最近のことです。
現在ではピロリ菌に対する除菌療法が確立されているため
ピロリ菌感染者は減っており、胃がんは今後急激になくなるでしょう。
一次予防が功を奏しているパターンです。
私たち消化器外科医にとっては、胃がんは過去の病気となると考えています。
5分で読める、要点だけまとまった本です。
検査キットは今も使えるかどうかは不明です。
大腸がん
大腸がんは最も増加傾向にあります。
実際に手術を行う件数も増えています。
大腸がんの主な原因は食事の欧米化がかなり関与していると言われています。
ただ、一次予防の観点からいうと、食文化を変えるのはほぼ不可能に近いと考えます。
昔の日本のように肉を食べずに、魚を食べる、といった食生活に戻すのは困難だと思います。
しかしながら、二次予防の観点からいうと、2年に1回大腸カメラを受けておくと、
手術が必要になる可能性はかなり低くなります。
仮に手術になっても、手術で治る可能性はかなり高いです。
大腸カメラの検診さえ進めば、消化器外科医の仕事の半分以上はなくなると思います。
肝臓がん
肝臓がんに対する手術はここ数十年でかなり変化しました。
昔はB型肝炎、C型肝炎が原因で肝硬変→肝臓がんのパターンが非常に多かったです。
肝硬変から肝臓がんを発症するパターンの肝臓がんを原発性肝がんと言います。
B型、C型肝炎は共にB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスが原因となりますが、
どちらも、輸血や昔の注射針の回し打ちが原因で感染が広まったとされています。
現在は、原因ウイルスがしっかり同定されているし、
輸血は安全なものしか使用できないことになっています。
予防接種の回し打ちなんて、日本ではどこでも行われていません。
よって一次予防の観点から、原発性肝臓がんは激減しています。
最近ではウイルス性の原発性肝がんを担当することは激減しましたが、脂肪肝やアルコール性肝障害が原因の原発性肝がんが増加傾向にあるように思います。
しかしながら、大腸がんの肝転移に対する手術は大腸がんの増加とともに、増加しています。
大腸がんが肝臓に転移すると、大腸がんのstageⅣ(最も進行している段階)になりますが、大腸がんの肝転移は肝臓の手術により、治癒する可能性が十分にあります。
まとめますと、
今後はウイルスによる原発性肝がんはほぼなくなる。
脂肪肝やアルコール性肝障害が原因の原発性肝がんはやや増加している。
大腸がんの肝転移(転移性肝がん)は増加傾向。
となります。
ここで、くどいようですが、大腸カメラをしっかり受けていれば当然大腸がんによる転移性肝がんは発症するはずがありません。
ですので、やはり
大腸カメラの検診が進めば、消化器外科医の仕事はなくなります。